元日の1月1日、皇居では「新年祝賀の儀」が行われ、天皇陛下が「国民の幸せと国の発展を祈ります」などと新年のあいさつをされました。
「新年祝賀の儀」は、年の初めに天皇が皇后とともに皇族や総理大臣などから新年のお祝いを受ける儀式で、皇居・宮殿の「松の間」で午前11時すぎから天皇皇后両陛下が皇族方とともに儀式に臨まれました。
皇后さまをはじめ、女性の皇族方は新型コロナウイルスによる状況を考慮して、両陛下の意向で、おととしと去年に引き続き髪飾りのティアラの着用を控えられました。
天皇陛下は、衆参両院の議長らを前に、「年頭にあたり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と述べられました。
正午からは、日本に駐在する外国の大使などからもあいさつを受けられました。
2日は、新年の一般参賀が3年ぶりに行われます。
出典:NHKニュース